こんばんは。顧問です。
久々のオフでございました。
ということは、行かなくてはいけませんね。
かの聖地に。
そう。山口県周南市八代盆地に行ってきました!
ナベヅルに会うために。
山陽道・熊毛ICを降りてしばらく車で走ると、看板がいざなってくれました。
ワクワクしてきました。
駐車場を降りたらまた、あちこちで看板が。
ここにも。
いよいよ観察場所が近づいてきました。
右を向くと観察の際の注意の看板です。
左を向くとバス停。
ほんまに八代におるんやなぁ〜。
下を向くと、マンホールも鶴。
周南市八代地区は旧の熊毛町にあります。
またしばらく歩くと、左の方にナベヅルの群生が・・・!
と思いきや、ナベヅルのはく製なんだそうです。
興奮したのに・・・
でも!観察所のすぐそばで、本物に会えました!
3羽のナベヅルの親子が、湿地でエサを食べていたんです!
この写真の真ん中よりちょい右上にいるんですが〜。
肉眼では厳しい距離。双眼鏡だとはっきりわかりました。
観察所に入りました。
はく製がお出迎え。
ナベヅルの写真もいっぱいあります。
中で観察していたら、地元の方が気さくに声をかけてくださいました。
なんと、私たちが今回の芝居作りのきっかけになったドキュメンタリー番組
『ツルの子 八代の子』に登場されていた方でした。
番組のことや今回の経緯を話すと
「今から八代小学校に行ってみんさい。今日はフェスティバルをやっとるで」
と教えてくださいました。
みんなが演じていた小学生に実際に会える・・・!
これは本物の『つる日記』です。心がこもっています。
というわけで、八代小学校を訪ねることにしました。
道すがら、こういった鶴を模したものがあちこちにありました。
地元の方の思いが伝わります。
観察所を出ると、聴き慣れない鳴き声が。
3羽のナベヅルの親子が、鳴きながら空を舞っていたのです!
写真はありません。肉眼でしかと見ました。
思わず「わ〜〜〜っ!」と声が出ました。
いよいよ小学校へ。
本当です。フェスティバルをしていた模様です。
なんとこのフェスティバル、学芸会のことだったのです!
芝居の中でも行われた学芸会、なんと偶然今日だったのです!
残念ながらお芝居や踊りはもう終わった時間帯でした。
地元の方から「敷地に入ってわしの名前言うたら大丈夫!」と言われていたので
恐る恐る校舎に近付くと、先生がこちらに気付いて声をかけてくださいました。
事情を説明すると、校舎を見学しても良いというではありませんか!
八代小学校は新校舎になったばかりの綺麗な学校でした。
地元のことをしっかり勉強されている様子。
ツルノートもたくさん保存されていました。
廊下にもこういった飾り付けが。素敵です。
すると校長先生、教頭先生、ドキュメントに出演されてた先生など、
みんな代わる代わる丁寧なあいさつをしてくださったのでした。
そして「豚汁食べて行ってください」と、
フェスティバルでふるまわれていた豚汁をいただいたのでした。
子どもたちの保護者と思われる方が作ってくださった豚汁。
容器いっぱいについでくれました。
ごちそうさまでした。とってもおいしかったです!
県大会の芝居のDVDを八代の先生にお渡ししたら
「また来年も来てください!」
と言っていただきました。
急にやって来たにも関わらず、心のこもったおもてなしや言葉が
本当に嬉しかったです。
いやぁ、来て本当に良かった〜。
これからも八代のこと、応援します。
八代のことを知れて、ナベヅルのことを知れて、本当に良かった。
八代小学校のみなさん、ありがとうございました。
教頭先生から
「この後ぜひ錦帯橋に行ってみてください」
と勧めていただいたので、錦帯橋へ。
実は当日の芝居ではカットされたのですが、
最初の頃の台本には錦帯橋の話も入っていました。
ここも準聖地。長距離運転だったので、川のマイナスイオンに癒されました。
帰るついでに広島大学にも寄ってみました。
日曜で閑散としていましたが、教え子がたくさん通っています。
このスペイン広場で青春を謳歌しているのでしょうか。
帰りに食べたお好み焼き(東広島の『たまご』さん)がまた美味。
心遣いのできる店員さん(きっと広大生)の対応がまた良くて。
日帰りでしたが、いい旅になりました。
【鶴瓶の家族に乾杯】もビックリな出会いがたくさんありました。
みなさんありがとうございました。
もう上演することのない『世界に一つだけの嘘』ですが、
この芝居を通して人と人の気持ちのつながりの温かさを感じることができました。
またそんな芝居を作りたいと思います。
さて、明後日はテスト発表です。
まずは丸高生として、きちんと本分をこなしましょう。
以上、顧問でした。